ポイント還元制度 期間限定と消費増税の免罪符ならば、キャッシュレス社会は決して普及しない

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安倍晋三首相は22日、2019年10月に予定する消費増税への経済対策としてクレジットカードなどでキャッシュレス決済した際に5%のポイント還元を検討する考えを示した。増税から20年夏の東京五輪前までの9カ月間実施する。2%の増税幅を超す負担軽減で景気を下支えし、キャッシュレス社会を推進する環境整備も急ぐ。増税対策 5%をポイント還元 9カ月間 首相検討

現金依存の現状

はぁ・・・なんて分かりにくい消費増税対策なんでしょう。

僕は過去にクレジットカードに関連する記事を書いてきました。

日本のキャッシュレス比率は現在2割にとどまっており、政府は東京オリンピックの2020年までに倍の4割にすることを掲げています。

キャッシュレス比率の現状と問題点の指摘に対して、下記のサイトが大いに役立ちました。素晴らしい問題提起もありますので、時間のある方は一読してみてください。

世界のキャッシュレス比率から日本のキャッシュレス化の現状を解説

韓国は9割以上のキャッシュレス比率ですが、国民性や文化ではなく政府が税還付制度を敷いていたり、他の5割を超えている国は、何かしら手数料などに対する政策を打っているみたいです。

逆にドイツは2016年時点で、日本以上に現金志向が強いみたいです。

販売店で働いていますが、海外の方がいらっしゃるとクレジットを即座に出されます。うちは対応していないので、その都度「ソーリー、キャッシュオンリー」と言わなければならないのですが・・・

確かに僕の周りでも高齢者はもちろんですが、20代30代でもクレジットにアレルギーを感じて、使っていない人が多いですね。

消費者はもちろん、事業側もカード会社に手数料を納めなければならないので、そんなことをするぐらいなら手数料をおさめる分を値引きで還元するという考えをする店が多いです。

そういう店がチェーン展開されていると、キャッシュレス未対応率がぐんと跳ね上がるわけです。

ただ、ネガティブにみえる数字ですが、アマゾンなどのネットショッピングの台頭や、クレジットでしか取引できない会社もあるので、2008年では比率が1割だったんですね・・・

クレジットカード会社もリボ払い、キャッシングへのネガティブイメージや、日本人は現金主義者が多いため、あれこれとポイントの勧誘を行っています。

特に上記の引用サイトを読んで、問題と感じたのは、現金社会を維持するために人手とコストが非常にかかっているという点です。

特に人手不足に関しては、国内の生産人口が確実に減少することが分かっているので、深刻です。

QR、クレジット対応にしたらレジの混雑は何割か減るでしょう。

高齢者は、しっかりおつりを管理したいので、財布から小銭を調整するのに時間をかけ、若年層は、何もいわず万札をさっと出し、こちらの釣銭に時間がかかる。

レジに2人立っていたとしても3~4人並んだらすでに混雑です・・・

こういうのはあれですが、僕のような腐ったアラサーが採用されたのも、うちの店が現金限定でやっている古風なスタイルだからだと思います。

これは裏を返すと、キャッシュレス社会が成熟すると人件費を大幅に減らせるが、それは雇用の減少のイコールとなり、ニートが急増する可能性がでかいということになります。まだ働ける体力のある方は、職を探すのも一つの生存戦略ですので。

今回の政策は時限性、消費増税推進の口実というネガティブなイメージが先行してしまい、政府がキャッシュレス化を進めたいという思惑がほぼ伝わっていません。

本気でキャッシュレスを進めるなら、永久的に5%還元を推進すればいいのです。キャッシュレス比率が5割到達したらやめればいいのです。

こういう場当たり的な考えをしている以上、経済を鑑みて消費増税を延期するかの冷静な判断を安倍総理ができるかどうかは、疑問ですね。

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クレジットカードについて

大雑把な考え方だと、ショッピングだけに使えるカードは年会費無料であることが多く、ポイントも1%以上が当たり前の世の中になっています。海外旅行の保証やラウンジサービスなどを整ているカードですと、年会費が1~2万かかることが多いです。

ちなみに僕がもっているキャッシュレスカードは2つ

オリコ ザ ポイント

年会費が永年無料で、ポイント利率が良く、アマゾンギフトからGoogleプレイと交換先も多彩なのが魅力的です。

楽天銀行デビットカード(JCB)

楽天銀行で口座を開設する際につくりました。後払いではなく、決済後すぐに楽天銀行で現金が引き落とされるので、残高の把握ができるのが便利です。さらにメールで支払った金額のアナウンスもされます。

ポイントも楽天ポイント限定ですが100円1ポイントと高利率。

広義でいえば、ピタパもクレジット機能がありますが、メインはこの2つです。

実は、デビットカードの使用率は電子マネーに劣ります。簡単な理由でスマホの所持者が増えているということです。

デビットカードは、クレジットカードの使用方法がわかっているといううえで、「デビットカードという選択肢もある」ということに気づく人が利用するわけで、クレジットカード所有者でも全く知らない人もいるかもしれません。

個人的な意見として、キャッシュレス決済はショッピングの選択肢を増やすというのが最大のメリットで、ポイントが得であるは二の次です。1か月15万使ってしまった後悔の記事でも書きましたが、クレジットカードを使うという情報リテラシーがあるなら、近所のスーパーで安い商品を購入するほどが建設的です。

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