ハンター×ハンター 385話「警告」 ツェリの念獣の能力は?テータからどう切り抜けたのか?

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こんにちは、HUNTER×HUNTERの考察と恋愛はどちらも結果を知ると虚しく、過程をあれこれ模索するときが、一番幸せだったり・・・

はい、くだらないことを言いました。

今回は、385話の「警告」からツェリードリヒの念獣について考えてみようと思います。

(384話「抗争」より シュウ、エイ、シャの掟が面白かったのですが、この見開きで一気に興味が上書きされました。)

そもそも念獣は、カストロやハンゾーのように、自分と瓜二つの分身を使って、操るタイプや、ゴレイヌやレイザーのように獣や魔物を念によって作るというタイプもありますが、大きく分けて、「自動型」と「遠隔型」に分かれます。

(17巻164話「対決⑦」より)

(グリードアイランドは序盤がビスケの指導で念の応用に割かれている分、後半の応用を知ることで増幅する面白さの波が凄まじい・・・)

自動型は、ノストラードファミリーに所属していたトチーノの風船黒子のように「近くの敵を襲え」というアバウトな指示で、動かすことができます。精密な動きや、一体ごとの強度は薄い代わりに複数体の念でできた分身を動かすことができます。

(16巻161話「対決④」より 念弾を飛ばすという放出系のシンプルな能力を研ぎ澄ませただけでなく、操作と具現化を要する念獣を多数操りながら、高度な連携とオーラを分散、集約させる能力の長けたレイザーは、作中屈指の念能力者にあたります)

一方で、レイザーやゴレイヌ、カストロが操るのは「遠隔型」(リモート)になります。自分で念獣を自由に動かせたり、念獣そのものに特殊な能力を与えることができます。その代わり、術者が気絶などすると念獣も一緒に消えてしまいますし、術者の集中力に大きく影響されます。

(7巻60話「合格」より 物体を動かすだけでも相当な集中力とオーラを使用するため、自分と同等の身長や、異形を作って操るということが、どれだけの鍛錬と才能を必要とするかがわかります)

加えて、念獣を出すための具現化系の資質、念を飛ばす放出系の資質、そして、それを正確に操る操作系の資質という3つの要素が求められます。念能力は生まれ持った系統以外は100%の練度で操れませんが、カストロやゲンスルーのようにたゆまぬ鍛錬や、レイザーように放出系にも拘らず、連携や合体などのテクニカルな念獣を動かす才能があれば、可能性はあるようです。ただ、複数系統の才能、メモリを一気に使用するので、それだけの能力にとどまるというリスクがあります。

特質系と念獣

ハンターにおけるチート的な位置づけである特質系。

特質系の能力にも制約と誓約が適用され、デメリットも伴いますが、基本的な解釈として、クラピカの絶対時間のように、天性の能力で、系統間の調整を不必要とするのが特質系という解釈を僕はしています。

ネオンのように突発的な才能によって生まれた念獣も特質系かと。

特質系能力でありながら、念獣もちは、ピトーそしてツェリとそれなりにいます。おそらくカミーラも才能で生まれた念獣になるので、特質系に分類されるでしょう。(絶のやり方は心得ているので、自発的な可能性もぬぐえませんけど)

どちらも共通点は、強力な念獣と能力を二つ宿している点です。(ピトーは守護念獣ではなく二つとも自分の意志で操れる念獣)

ピトーもいろいろ部下を使いながら、試し運転していたかもしれませんが、具現化系、放出系能力者と異なり、短期間で強力な能力を備えた念獣を操れています。

(29巻307話「喪失」より 具現化しているものというのは、念能力者の愛着や人間性が反映されたものが多く、死後の念に繋がりやすいパターンが多いのかもしれません)

以上の点を踏まえて、今回の「警告」のツェリについて考えてみます。

なぜツェリは死ななかったのか

まず、ツェリの守護念獣である、女性の顔をした馬。こいつの能力は、ツェリに嘘をつくたびに

  1. 傷をつける
  2. 刻印をつけて、警告を与える
  3. 人ならざるものにして奴隷とする

という能力です。現時点で2つ以上の能力を宿している念獣はいないため、ツェリの守護念獣はこの能力に限定されると仮定できます。

王になる意志が強い王子ほど、強制型の操作能力を念獣にやどしている傾向にあります。

気づけば地面にツェリの血痕はなく、いつの間にか後ろに回られています。これは、テータがツェリを撃ったことに対して

①ツェリが予見して能力を発動させていた

②カミーラ同様に絶状態でカウンターで発動するオートタイプ

(36巻373話「継承」より はっきりいってチートすぎる・・・)

③必要条件を満たしたために能力が発動した

②と③はかなり似ていますが、まぁこんな可能性があります。実際に、テータがテストで念の弾をツェリの眉間に当てた時の、ツェリの視線が怖すぎる・・・

(385話「警告」より このアイコンとだけでも能力が発動していたのかも)

テータに撃たれながらも、何事もなかったかのようにテータの後ろにまわったツェリの能力は、高確率でツェリの特質系によって生まれた念獣であると考えられます。

①テータの記録と事実を操作した

これは、ハルケンブルクの念獣と似たような記録の改ざんの能力です。

テータは、センリツの音色に邪魔をされながらも、ツェリの眉間を撃ち抜いた、銃声を自分の耳で聞いたという自覚があります。

最近では、ジョジョの奇妙な冒険の第5部のブチャラティの「スティッキー・フィンガーズ」の能力が出ているので、ゴールドエクスペリエンスレイクエムと似たような能力が出ても、不思議ではないかもしれません。ただ、冨樫先生はプロなので他作品の能力をそのまま引き抜くということはまずしないでしょう。

(ジョジョの奇妙な冒険第5部 文庫本39巻より)

(ファンからの人気も高く、近々アニメ化されますが、個人的にここからセリフ回しやキャラや能力の設定がくどくなった印象があります・・・・面白いところも多いんですけどね)

②分身を作った

ツェリの念が微量に流れていたころに、彼の念獣があらかじめツェリの身代わりを作って、事が起こったらツェリと交代した。

ゴレイヌがレイザーに一泡吹かせたシーンが証明するように、ちょっとしたアイコンタクトと隙があれば、念獣と連携して能力を出せるのが、念獣使いの強みです。見た目からどのような能力が繰り出されるのかわからないですから、脅威ですね。

(16巻163話「対決⑥」より 念獣をあらかじめ出して、相手に見せてしまうというリスクの代わりに術をノータイムで発動できるというのが、強みかもしれません)

これも何パターンかあって、二人セゾンのようにツェリは本当に死んだが、念獣がかわりにツェリとなったという可能性もあります。腹部に6が3つのあるので、3回生き返ることができるとか?

まぁこれだとツェリの脅威は半減って感じですけど、分身を作ることによって、安全に守護念獣の嘘発見を遂行できるメリットがあります。テータの変化をみて、おそらくツェリは自分の守護念獣の能力を察知したのではないでしょうか?

(385話「警告」より ツェリのことなので、テータが主犯であることが確定してもそのまま泳がせたり、能力を試すための犠牲にさせることもいとわないでしょう。なぜ彼が、発砲をしっていたのかが能力の謎を解くカギになるでしょう)

そして、もしこの仮説ならば、テータが発砲した事実をツェリが掴んでいる要因もわかります。

今回の話は、テータが発砲する瞬間の無表情なコマなどをはじめ、緊張感あふれるカットが連続しており、さすが熟練の技だなと唸るポイントが多々ありました。

そして、ツェリの魅せ方が非常にうまく、他の王子たちやその取り巻きの思考はくどいぐらいに、モノローグで記載するなか、ツェリの思考やモノローグは極めて最小限です。これだけで、ツェリが何を考えて行動しているのか?という異端な部分がありありと表現されています。

うーん、また一週間待たねばならないのか・・・苦行だ・・・あまりにも。

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