ゴッド・オブ・ウォー(PS4) 総括レビュー 微ネタバレあり

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なんか、最近ゲームレビューの頻度遅いな・・・どうも司真です。

今回は、GOWをクリアしたのでレビューします。

世間の評価はおおむね好評ですが、個人的に「う~ん?」な点もあったため、それも踏まえてレビューします。以前投稿した第一印象レビューと被る点はあると思いますが、ご了承ください。

PS4 ゴッド・オブ・ウォー 第一印象 5時間プレイ 神ゲーは死なず

アクション

アクションは今までの俯瞰カメラによる、デビルメイクライのようなジャンプアクションでしたが、本作はビハインドカメラでジャンプを廃止しました。

ビハインドカメラにすることで、死角が生まれます。

 (カメラや警告を活用して、敵をつねに眼前にとらえることが重要です)

ビハインドカメラを導入した作品で成功したゲームといえば「バイオハザード4」が真っ先に思い浮かびますが、GOWの敵はバイオのプラーガよりもはるかに素早く、遠距離攻撃も容赦なく行います。

実はGOWのアクションは序盤、不便なポイントが多々存在します。

メイン武器は攻撃範囲の狭い斧でスキルもそろっていないため、敵はひるみにくくお見合い状態が続きます。斧での遠投もできますが、的確に当てないと大ダメージは見込めません。

これが製作側の狙いだったのかと思います。

今まではブレイズ・オブ・カオスという鎖のついた中距離攻撃の出来る武器がメインで、クレイトスの回飛距離も右スティック一本で軽快に行えました。おまけにジャンプもあるため、敵から距離を取って□□△の強攻撃をすれば安全な場面が多かったです。

ただ、それだと敵を倒した快感もない。

新生GOWは、敵との戦闘に常にガードブレイクされる、範囲攻撃される、遠距離攻撃されるというリスクと引き換えに、ちゃんと近づいて隙を見つけてダメージを与えたという快感を与えてくれるような手ごたえのあるアクションに生まれ変わりました。

今までのGOWは、あからさまにガードできる技、ガードブレイク技が見分けられますが、本作は雑魚的であっても必ず1つはガードを崩す技を有しています。NINJAGAIDENのように敵とコミュニケーションをとっているような密度の濃いプレイが体験できます。

そして、誰しもがそのアクションを快感に思えるように、序盤は経験値を得るために特定の行動を一定回数行う(ダウンを取る、属性攻撃をあてる、スタンさせてつかみ攻撃する)アチーブメントが用意されています。

さらに、敵と戦闘を重ねるごとに敵への対策をアトレウスが指南してくれるようになりました。

攻撃方向を示唆、さらに弓で全方位をカバーできるアトレウスの存在によって、死角をカバーしたり、弓攻撃でひるんだ相手に追加で攻撃を与えることを自然と身につくように指南してくれます。

中盤以降になるとファンお馴染みの武器をクレイトスが獲得し、既に敵との距離感を覚えるようになったプレイヤーは、ビハインドカメラでの激しい戦闘になれ、確実に敵を視認して倒す快感を覚えるようになります。

上記の要素から、ビハインドカメラは死角が生まれることで、手ごわい敵と対峙する歯ごたえのあるアクション向けかつ、自分も敵も動きが遅く設定されることが多かったのですが、GOWはビハインドカメラであっても激しい戦闘、攻撃と回避のやり取りができるということを証明しました。

これにより、俯瞰カメラアクションの弱点であった臨場感が大幅に改善されました。

一方で、GOWは後述するアドベンチャー要素との兼ね合いで、敵との対策をしっかりとる必要があり、特に敵の攻撃範囲、食らってはいけない攻撃などを考える必要があるため、旧GOWよりも思考を要する場面が多くなりました。

ストーリー

サンタモニカは新しいストーリーを紡ぐというチャレンジを行いました。本作は1本で完結するのではなく、また2~3部作で構成されるストーリーの模様です。

そのためストーリーの臨場感は損なわれている印象を受けました。

過去の作品が

1 自分の家族を間接的に殺し、アテネを破壊しつくすアレスを倒して復讐する

2 ゼウスに復讐を誓う

3 タイタンとともにゼウスと最終決戦に臨む

いずれも目的が明確で、倒すべき敵が存在しましたが、本作では

クレイトスの妻の遺灰を最も高い山でまく

???

まぁ、道中にアトレウスが倒れてクレイトスが単身で・・・

なぜヨトゥンヘイムに行く必要があったのかが明かされるわけですが・・・

やや不明瞭でノリにくいストーリーです。

オーディン、トールといった北欧神話の中心人物がほぼ登場しないというのも・・・ただ本作を通してバルドルは初めて知りました。彼の秘密も実際の北欧神話通りでした。

また、今までの作品もギリシャ神話をベースとしていましたが、今作は北欧神話のディープな小話も含めて、北欧神話のエッセンスが非常に濃いです。ムービーなどがないため、プレイしながら学んでいくところも多く、やや気疲れがするポイントでもあります。

北欧神話をたのしむというよりは、過去作から繋がっているクレイトスの変化を見守るという楽しみ方の方が良いと思います。

復讐を断ち切ろうとするが、それがかえって新しい復讐を生んだり

自分の出自を知って、おとなしかったアトレウスが我を失って激しくうかれるところを厳しくしかるクレイトスの父としての姿が見られたり。

桐生一馬同様にゲームの世界を飛び出して、クレイトスは非常に魅力的で人の心に残るキャラクターになりそうです。

進撃の巨人から北欧神話に関心を持った人も増えたと思いますので、そういうかたは本作をプレイするのもアリですね!!

アドベンチャー要素

これがある意味、本作最大の変更点です。

経験値を消費して、武器をパワーアップするのは今まで通りですが、通貨や素材を使って装備を整えるというアドベンチャー要素が加わりました。

あと半オープンワールドと呼べる、サブクエストの実装とアチーブメントが圧倒的に増えました。他のオープンワールドに比べると寄り道要素は簡素で、あくまでメインシナリオのガス抜き、クリア後のやり込み要素にまとまっている点は評価できます。

 (半オープンワールド故、ファストトラベルがいまいち不便です)

ただ、メインシナリオの攻略も20時間ほど要する作品なので、ゆくゆくは周回要素を実装したとしても、リプレイ性は少ないですね。その弊害か道で中で出会う中ボスは同じキャラの使いまわしで、大ボスといえるボスも思い出す限り、ドラゴン、〇〇〇の子ども、バルドル・・・。その分、雑魚キャラにバリエーションが増え、一筋縄ではいかないため歯ごたえはすごいあるんですけどね・・・。

20時間近く、同じような展開、同じような敵、同じような攻略を求めず、たえず新鮮なロケーション、創造性に優れた謎解きがある時点で、AAAタイトルの条件は十分に満たしていますが、僕個人がGOWシリーズに求めていたのはめくるめく映画的な展開と短時間であっという間に終われるまとまりの良さです。

まぁ、我儘ですよね・・・ベヨネッタ3、DMC5が公開されたことで、結果的にGOWは差別化を遂げたわけです。

以上が、各要素僕が思ったGOWの長所、短所です。手放しで大絶賛とか、こんなゲームをプレイしたかったといわれるとすべて80点以上の高水準だけどなにか消化不良感がという感想です。

ただし、間違いなく2018年最新のアクションアドベンチャーが遊べる機会があるなら、プレイすべきです。これをプレイしないとのちに発売される続編の感動も薄れるでしょう。僕は間違いなく続編もプレイする予定です。

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