デスストランディング 第一印象評価 戦闘を重視しない「運ぶ」というゲーム内容

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

11月8日に発売された、メタルギアシリーズの生みの親、小島秀夫氏最新作「デスストランディング」を5時間プレイした第一印象の評価。ストーリーや「運ぶ」ことに重点をおいたゲームの内容、そして「戦闘はあるのか?」どうかも含めて最速評価したいと思います。

スポンサーリンク

「運ぶ」という単調に見える内容に様々な状況を加えて、内容の濃いものにしている

デスストランディングは一流の運び屋である主人公のサムを操って、「運ぶ」をテーマとしたゲームです。

ミッションは、メインミッションもサブミッションも拠点から拠点へ、指示された荷物を運べというミッションばかりです。

一見するとつまらなそうで、単調な内容ですね(笑)

荷物には重量の概念があり、例えば120キロ最大まで運べますが、70キロを超えるとサムは走れなくなり、重量が100キロに迫ると、ちょっとした移動で左右にふらつきます。

ふらついて踏ん張るボタンを押さずに転がると、荷物も損傷を受けます。

ミッションごとにリザルトで損傷率によって評価が変わるので、慎重に荷物を運ぶことが重要。

デスストランディング リザルト

(ちなみに後述する届け出ばかりを使うとサービスしかあがりません。経験値によって、例えば安全性をあげるとサムが転ぶ時の耐性に影響します)

しかし、道中は様々な荷物やゲームを有利に進めてくれる素材も落ちていたり、最低限身を守るための装備や予備の靴などのあらかじめ必要な荷物もあったりします。重量のやりくりと、運びたいけど運べないというジレンマが、ゲームに華を添えます。

デスストランディング 重量 荷物

また、ただ平坦な道を運ぶわけではありません。

川がある場合は

・センサーで深さを測りながら、強引にスタミナを使ってわたる
・梯子をかけて安全にわたる

山がある場合は

・梯子をかけて安全にわたる
・落ちて、荷物を失うリスクをおっても強引に登りきる
・迂回して安全なルートを見つける

デスストランディング 梯子

細かいハードルと、それを乗り越えるための試行錯誤が試されます。単に運ぶといっても荷物を運ぶまでに、いろいろなドラマが用意されているのです。

自然の脅威もさることながら、道中にはミュールというサムの荷物を執拗に狙う精神異常者(配達症候群)、肉体が消滅しきれなかった死者の成れの果てであるBTがサムを死の世界へ引きずり込もうとします。

デスストランディング ステルス BT

デスストランディング ステルス

(ただ丸腰ではなく、殴ったり、後ろからステルスで拘束するといったステルスゲームらしい遊びもあります)

BTもミュールも無力化することは可能ですが、メタルギアソリッド同様にステルスで切り抜ける内容になっています。

また道中では、ほかのプレイヤーとオンラインでつながっています。ほかのプレイヤーが架けた橋を利用したり、注意マークの看板を立てるというデモンズソウルのようなコミュニケーションもできます。

他にもスタミナの管理も行ったり・・・思いつくだけで本当に様々な内容ばかり。

すべてのシステム、内容を把握する必要はない

ただ、「運ぶ」という内容でも、様々なドラマや展開が起こります。そしてオンラインによってリアルタイムで、ゲームの中身が変わるため、誰一人として全く同じ結末、内容、戦闘を迎えないのが、デスストランディングという作品なのです。

Tips(用語解説+ゲームシステムの解説)や、ミッションがブリーフィングのように親切にシステム解説してくれるという丁寧さはあるものの、覚えることはなかなか多いです。

一方で、直接運搬が難しければ、各地に設置されたポスト(あらかじめ設置されているもの、自分で材料をつかって設置するもの、他プレイヤーが設置したもの)に荷物を入れると、得られる経験値は限定的になりますが、荷物を届け出することができます。

(この届け出も最後まで自分で行うか、最小限の報酬でとりあえず荷物を軽くするかというジレンマが生まれます)

また、重量の管理も自分で腰につけたり、手にもったりと考えることもできますが、メニューの△ボタン一つで最適化することができます。

メタルギアソリッドVファントムペイン同様にすべての内容を理解することが面倒ならば、いくつか無視して進めることもできます。

デスストランディングの内容はかなりの作業感があり、地味であり、いままで発売されてきたオープンワールドに自由な移動や迫力ある戦闘を求める人には不釣り合いといえます。

5時間程度遊んだ感想としては、アクションゲームではなくリソースの管理が重要になるので、シュミレーションゲームを遊んでいるような感覚でした。

本作に関連するオープンワールド、ステルスゲームを過去にいくつかブログで取り上げています。よろしければ参考にしてみてください。

(2015年からベストオブオープンワールドとして持ち上げられている作品。デスストランディングはウィッチャー3を超えることができるのか?)

(レトロな難易度、実は難解を極めるストーリーのsekiro。2019年の賞レースを争うことになるかも?)

(デスストランディングと異なり、過去の西部開拓時代をシュミレーションしたレッドデッドリデンプション。地味なプレイフィールと濃厚なヒューマンドラマという共通点あり)

(デスストランディングはホライゾンのゲリラゲームズが開発に協力している。圧倒的なグラフィックはゲームプレイに大きく影響を及ぼしてくれるだろう)

ストーリー 専門用語と科学とスピリチュアルが統合された概念は多いが、メインはアメリカの再建とわかりやすい内容

デスストランディングのストーリーはかなり難解です。

メタルギアのようにわかりやすいテロリストや戦争を題材とした作品ではなく、「デスストランディング」という災害によって近代社会のアメリカはリセットされたというのが前提の内容ですが、「デスストランディングってそもそもなに?」という段階から不明です。

文字通り、プレイヤーは何もない海岸に放りだされた状態で、この作品のストーリーをゼロから理解しようとしなければなりません。

ちなみにメタルギアソリッドVへのストーリーレビューもしているので、よろしければ参考にしてみてください。

また専門用語が多く、デスストランディングにのみに適用される概念も多いです。

例えば、時雨(ときう)というデスストランディングのアメリカで普通に降る雨は物を腐食させ、人の場合は老化を早めるという厄介なものです。

BTやミュールも含めて、災害があふれているため、一部で近代化が進んでいる施設が見られますが、人々は外にでることを恐れ、サムのように物資を自力で運搬してくれる運び屋が重宝されているのです。

(アメリカを再建した先には何があるのでしょうか?)

サムは、アメリカ大統領のアメリとその関係者によって、アメリカ合衆国再建を任されます。

イギリスのEU離脱や、トランプ政権による壁、自国ファーストの考え。将来的には増えすぎた人口によって、食料や水の問題によって国同士の争いは避けられないといわれています。

デスストランディングはあえて、ディストピアから絆、つながりを描くことで、自国ファーストな考えについて、別の解決策を模索しようとしているのではないでしょうか?

分断したアメリカの街や施設の電力などを繋いでいき、アメリを誘拐した分断でありつづければいいと考える過激派テロリストからアメリを救うことが目的です。

後半になると、テロリストたちと激しい戦闘を繰り広げるのでしょうか?

都市をつないでいくことで、デスストランディング以前のアメリカの技術や人々の思想なども紐解かれていきます。そこからBTや時雨への対策は見つけられないか?というのがアメリカ再建者たちの考えです。

かなり飛躍的な解釈というか、サムと同じくプレイヤーも「そんなことで荒廃したアメリカが元に戻るのかな?」と疑ってしまうのではないでしょうか・・・

ちなみに、ストーリー序盤では全くちんぷんかんぷんだった世界観や専門用語については、おいおい解説されます。

また、メニューで登場人物からメールだったり、ドキュメント(文書)が読めるのですが、そこからデスストランディングの世界観をうかがい知ることができます。

ストーリーの内容は全く意味不明というレベルではありません。しかし、飛躍的な解釈だったり、スピリチュアルと科学が混合した内容だったりと、すべてを把握するのは難しい部類だと思います。

専門用語を必要以上に入れたことで顰蹙をかったFF13と同じように、デスストランディングも専門用語の嵐ではあります。

全くあたらしい話なので、メタルギアソリッドよりもムービーの容量がはるかに多くなると予想していました。序盤こそムービーにつぐムービーですが、「アメリカを繋ぐ」指示を受けてからは、かなりゲームプレイに比重が置かれているという内容になっています。

デスストランディングの問題として、ストーリーもゲームの内容も一見ではわかりづらいという点です。

公式で、ゲーム序盤のプレイ方法をレクチャーしていますが、内容はかなり膨大です。

プレイしていくうちに頭と身体で覚えられるものの、総括するとかなりの情報量になります。

お勧めは、ゲームストーリーは公式サイトやPV、ウィキペディアなどで多少前知識をいれておいてプレイした方がいいでしょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。