仮面ライダービルドOP Be The Oneだけで90年代の怪物 小室哲哉を強引に解説する

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文春砲によって、90年代を席巻した音楽プロデューサー、小室哲哉が表舞台から引退しました。残念な報道なんですけどじゃあ90年生まれの俺が「小室哲哉の曲って真剣に聞いたっけ?」と疑問に思うわけです。

ゴールデンで流れる名曲を振り返る番組で小室プロデュースの作品はごまんと出てくるのですが、聞いているのはサビだけ。

ちゃんと聞いているのって逆襲のシャアの主題歌ぐらいです。


(初ガンダムが逆襲のシャアでよかったと思います。ストーリーが理解できるというより、クリエーターが本気で商業的にも哲学的にもいいものをつくってやるというエネルギーに満ち溢れていました)

というわけで、もう一度そのチャンスが訪れました。
2017年から放映されている仮面ライダービルドのOP「Be The One」

acces浅倉大介と小室哲哉が組んだPANDORA、そして今回のBe The OneはBevarlyのボーカルというスペシャルユニットです。

音楽的な知識はゼロなわけですが、放映当初から聞き続けて、「あーこれいいな」と思って、小室哲哉の引退と無関係に買うことは決めていました(ほんとかよ)

ちゃんとヘッドホン使って聞いてみると、実に心地よい曲です。

イントロの
ブオオオオオン「チャーラーラーラーラーラン」も印象的で、おお曲が始まったと高揚させる部分ですし、首を軽く振るだけで曲がそのテンポに合わせてくれるような表拍子っていうんでしょうか。それが美しい。

歩きながら聴いてみるとちょうど歩幅にあわせてくれるようなテンポで出勤時間が2分短縮できます(笑)。

サビもビバリーの力強い歌声にあわせて段階的にアップテンポになっていく、美しい旋律なんだけどしっかり興奮させてくれるところで興奮させてくれるという曲です。

シンセがすごいとか、プロデューサーぶりがすごいとか、BGMがいけているとかいいところをあげればキリがないですけど、個人的に気に入っているのは歌メロだったりします。

というより時代を席巻してきた曲を作り続けてきたわけです。英語をところどころにミックスしカオスな曲も作ってきましたが、日本語のための曲を作ってきたのが小室哲哉ではないでしょうか。サビの部分ではキャッチーな日本語歌詞が響きます。

PANDORAは表舞台ではなく今回起用したビバリーの魅力を最大限引き出すようにサポートしています。

3分35秒という長さの中でビバリーが声を出していない時間は10秒もないんじゃないかというぐらい、間奏でもハイトーンボイスを惜しげもなく披露しているのです。

冒頭のAメロは非常にかわいらしい歌声で、ここではBGMの方が強調されたものになります。
サビに移ると歌声は相応に力強さを増します。

明日の地球を投げ出せないから

ここ、実にヒーローらしい歌詞ですよね。普通なら「明日の自分を投げ出さないから」という応援ソングや自己啓発ソングにしたくなるところです。

  1. 何かを助け すぅ~くってだきしめ 心に触れて
  2. 今夜を~必ず 前に 進めなきゃいけない


1は1番のサビの後半、2は2番のAメロです、どちらもビバリーがリズミカルに歌うパートです。こちらの歌詞はすごくありふれた意味や内容ですが、意図的に伸ばしたり、2の「必ず 前に 進めなきゃいけない」とリズムを崩すことで非常に印象的な歌詞、セリフに聞こえます。

この1番から2番の変容は劇中のビルドさながらですね~

そして最後の届くよ~響くよ~

ここでビバリーの声域(聖域と呼んでもいい)が最高潮に達します。

歌メロの力強さ、日本語を最大限に活かしたテンポ、それがこの曲の素晴らしさです。3分でAメロBメロサビと王道の統制された順序、そしてボーカルが最も輝くBGMの配分。

3分の集約されたJPOPの重鎮による本当のJPOPをCDを買ってフルサイズで聴いて浴びるように堪能してみてください。(別にダウンロード購入でもいいか)

最近の仮面ライダーに通ずるところがあります。

「平成ライダーらしい描写は何か?キャラクター造詣はどうか?」

にこだわるのではなく

「誰もが面白いと思える完成されたコンテンツをつくろう」

そういう気概が感じられます。あ~こうしちゃいられない、HDDに撮りだめていたビルドで復讐しなきゃ!!

最後まで記事を読んでくださってありがとうございました。
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司 真

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