俺の求めていたニコニコがここにあった ポプテピピックで注目された六丸氏の嘘吹き替えシリーズ

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2018年、日本のアニメーション業界に激震を起こした、ポプテピピックによって2人のニコニコ動画投稿者が有名になりました。

1人目はスーパーマリオワールドRTAで不正をやらかした・・・名前何だっけ?

もう一人は六丸さんという「嘘吹き替え動画」を投稿されている投稿主さんです。

出世作である【悲報】BBCにて「ポプテピピック」が取り上げられるではかつてけものフレンズで似たようなタイトルが流れ、釣り動画として淫夢や必須アモト酸関連の映像に飛ばされてしまった動画がランキングしたことを踏まえて、本当のBBC映像であたかもBBCのアナウンサーがポプテピピックを取り上げているというシュチュエーションを実際に見せてくれました。

1月は彼のおかげで腹を抱えて笑う日々が続いています。内容を思い出して職場で思い出し笑いがずっと続いてもう大混乱です(笑)

アニメやソーシャルゲームに対する造詣が深く、双方にディープなプレイヤーを抱えるニコニコでは話題を集めやすい内容を取り扱っています。

主にハリウッドスターや各国の首脳が自分たちの好きなアニメ、キャラクターについて議論をかわすという嘘吹き替えを数本挙げられています。

特定の芸能人、声優を意識した声まねを意識しつつも、30~50代男性の僕たちが一般的に想像しやすい声色を複数使い分ける吹き替えの技術と演技力、映像にあわせて突拍子のない議題を起承転結、オチまでつける構成能力は天才的(かなり時間をかけられていると思われます)と言わざるを得ず、「ジャングルが生い茂る」、「魂の師匠」、「H哲学者」というボキャブラリーと的確な言葉を選ぶ能力が凄まじいです。


(人生で最も早い10分、中盤のH哲学者のHとは何かの熱弁に注目)

特に用意された台本を読むだけでなく、同じ言葉を繰り返したり、あえて間を置くなどまるで同時通訳されているような臨場感もあって、別に僕らの生活に何か役立つ情報がそこにあるわけじゃないけど、その「無駄に洗練された無駄のない無駄な動き」というこだわりがニコニコらしいなと感じる動画でした。

FGO、2017年のアニメに全く造詣のない僕でも場の雰囲気や基礎的な知識を確認することで「あぁそういうことをいっているのか~」という説得力があるのもすごいなと。

(く)が発表され、多くのカリスマ投稿主がYOUTUBEに流れ、コンテンツ量や視聴者の熱量が確実に落ちてきているといわれているニコニコ動画の現状で、自分が5年以上の前の学生時代にニコニコで笑い、みなと共感しあったコンテンツがここにあるという事実に思わず感動してしまったのです。

六丸氏の「嘘吹き替え」はかつての「ミリ知らシリーズ」に似ています。ミリ知らも海外のディベートや料理番組への知識が全くない投稿主が、音量をゼロにして即興でモニターで起こっていることをアドリブで実演するというものです。

厳密にいえば生放送なので撮り直しが可能なのですが、あえて素の状態で言葉に詰まりまくるとか機転をきかせて適当な話題をつくるという生々しい臨場感は、カット割りで見やすさを追求する今日のYOUTUBERとは対照的。ほかの動画を借りながら、MODなどの加工も控えめに匿名だからこそ自由に演じるフリーダムさというのが実にニコニコらしいと感じるのです。

歌い手、実況者のブームも匿名の中、投稿者が「何かになりきる」という環境が生まれやすかったのかなと思います。

六丸氏はそれを昇華させて、しっかり台本をつくり、間を考えながらも話している内容は動画と関係のない支離滅裂さで笑いを誘います。

ポプテピピックこそそうなのですが、既存の事象やキャラクターを茶化し、それを丁寧に説明するのではなくあえてぼかした状態で、ネットの情報やニコニコのコメントなどで「これはなんだ」とみんなで話し合い、解説してくれる人も登場することでコミュニケーションが生まれ話題になるという手法も取り入れられています。FGOのH談義も後に画像をさしこむ有志が現れました。

王道ではないアンダーグラウンドだからこそ生まれるネタやコミュニケーション。六丸氏の動画をみて、僕は自分が昔馬鹿笑いしたり、ネタにして楽しんでいた時代のニコニコを思い出さずにはいられませんでした。

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