メビウスプレミアムメンソールフローズンはすべてのメンソールを圧凍できたか? メビウスの輪から抜け出せなくていくつものメンソールを繰り返す

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8月上旬、メビウスのプレミアムメンソールがリニューアルされて、フローズンフィルターというメンソールの味わいをダイレクトに感じやすい構造に変更。

そのためにプレミアムメンソール(タール5)を吸ったうえで、コンビニで10本入り220円の試供品的な試みがされていたので試さないわけにはいかないということで、購入してみた。

デザインに氷をイメージした水色が挿入され、将来的にはプレミアムメンソールはすべてフローズンに移行し、他のオプションはフローズンフィルター非搭載で名称だけ変わるらしい。(ザクからグフへ?)

果たしてこのフローズンフィルターはどのように変更されたのかを実際に吸い比べて検証してみた。

ちなみに便宜上、従来のプレミアムメンソールを「無印」、フローズンは「フローズン」を記載する。

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(下手にスリム化を試みるより10箱サイズで並行販売は重要。新しい銘柄を試すときに20本はちと多すぎるので)

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(無印とフローズンを並べてみたが外見から目に見える違いはない)

実際に吸ってみた

メンソールとしては進化、タバコとしては退化という印象。

広告通り無印に比べて吸った瞬間からメンソールを感じられる喫味になっている。メンソールという柱があって、その周りをメビウスのタバコ味が囲うという流れ。

フィルターを分解して調べてみたが、冷却効果を高めるためのちょっとした空洞となぞの白い粒が散見されてこれがメンソールの味わいを感じやすくする要因であると思われる。

無印は最初の3口ぐらいはタバコ味が強く、後追いでメンソールの清涼感がじんわりとやってくるという流れで最後は強烈なメンソールという後味だった。
一方でフローズンは逆で最初は強めのメンソールだが後に口が慣れていって、タバコの臭みが後々勝ってしまうという印象だった。

もともとメビウスは大衆向けのブレンドで紙タバコの良さも悪さも入り混じっているため、無印のように入り口はタバコ味で後味にメンソールが混じっているというコンセプトが理にかなっていた。喫煙後の口の臭み、指の臭みは強めで、清涼感と不快感なら後者の方が強くなる。

ということで無印が入手できる環境にあり、無印の味わいが好きな人は確保したほうが吉かと。
僕はメンソールが嫌いではないが、メンソールだけが誇張されたタバコは好きではない。

なぜメンソールをフレーバーとして組み込むのか?メンソールを活かした喫味を追求すべきではないのか?
生意気なことを言わせてもらうが、フィルターの機構を替える場合は中身の設計もしっかり見直す必要もあるだろう。

まずこの商品は夏本番の7月、遅くても7月下旬にリリースすべきだったと感じる。そして清涼感をもっと強めるべくフィルターを思いきり空洞化する、冷却成分を増して吸った瞬間に「これはリセスド、ジェットに並ぶ一味変わったフィルターだ」と実感させる意外性、パンチが必要だったと思う。
目に見える空洞がない分、リセスド、ジェットの方がはるかに冷却効果が高く、スーパースリムサイズの方が雑味の少ないメンソールを味わいやすいという中途半端な結果に終わったと評価している。

無印もKOOLなどのライバルが存在したために完全優位なメンソールではなかった。しかしメンソールとは思えない上品さとタバコ味の豊かさに富んだ商品であえてメンソールを選ぶ理由のあるタバコだった。
今回のフローズンはメンソールの清涼感を追い求めた結果、他のメンソール銘柄と競合する形となった。

カプセルが強いご時世にあえてフィルターだけでメンソールを強めようという意気込みは評価するものの、じゃあアイスブラストに比べて強冷感があるのか?タバコ味がむしろ邪魔になっているのではないか?そういう突き詰めが足りず、中途半端という4字熟語で締める結果となった。

もちろんこの喫感が好きな人も出てくるだろう。ただ大衆銘柄だからこそベーシックなタバコの味わいにはより繊細に気を配るべきだと思う。

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