ダンヒル・ライト・ファインカット 上品の向こう側にあるタバコ葉の風味が織りなす豊かな喫煙時間

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前回から引き継いでダンヒルのロングを紹介。

名称はダンヒル・ライト・ファインカットと呼び、知っている人ならファインカットだけで「あぁあのロング(正確には94ミリ)ね」と通るかもしれない。

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生産国はライトの韓国と異なり、スイスとなりバージニア葉ベースにオリエント葉、バーレー葉をブレンドし、インチあたり46回刻むことで滑らかな吸い心地を追求している。
ライト同様にリロックというシールで鮮度を保つ方式を採用している。

実際に吸ってみた

同じ銘柄でキングサイズとロングサイズがあれば、葉の量はほぼ変わらずキングの方が味や雑味がきつめになり、ロングは薄味のまろやかな傾向になる。

今回のファインカットはパーラメント同様にロングサイズにはロングサイズに適した葉の量に加えて、刻みも調節していることからキングサイズのライトと同価格とはとても思えない満足感とお得感のある銘柄に仕上がっている。

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(確かに刻みが細かく感じるが、他のタバコより明らかに違うと一目でわかるわけでもない。問題は味なのです)

喫煙時間でいえば6~7分で、燃焼剤は入っているかもしれないが葉の量がしっかり詰まっているため、アメリカンスピリットに負けないほどにしっかり吸える。さらに風味、喫後感も実に上品で匂いが残りづらく、指先のアンモニア臭もチェーンスモーキングをしたところであまりきつくならないのもポイントが高い。

スムース(滑らか)な吸い心地も長所としてピックアップされているが、ライトより段違いに吸いやすいという印象はなかった。むしろ1吸いごとの味わいが今まで吸ったタール6の中で最も濃厚で味わい深いという点で、滑らかであるかどうかは別として驚いた。

ネットで調べてみると製法もダンヒルの伝統的なブレンドから踏み出して、本当に素材の味をいかした優秀なタバコをつくるために100年以上の歴史を見直したらしく、人によってはライトと別物の印象を受ける場合もある。
(便宜上ファインカットもライトだが韓国製のキングサイズをライトとここでは記載する)

ライトを吸った後にファインカットを即座に吸ってみたが、まずはフレーバー。
酸味と甘さがライトよりもはるかに強調され、ストレートに舌先に伝わるようになった。
ライトは煙の中に甘さを取り込んだいわゆる洋モク的な味わいだがファインカットは国産紙タバコのように味わいの主張がとても強い。それを無香料で行っているのだからタバコ葉本来の味わいが十二分に生かされている。口の中でとどめておくと葉の豊かな風味がとろけていくように広がっていく。

特にライトとの明確な違いはひと吸いごとの香ばしさにある。とにかくファインカットは葉の分量、刻みが細かさによって葉を燃焼してフィルターから伝わる香ばしい風味が素晴らしい。ラッキーストライクのように香ばしさを売りにしたタバコは数多くあるが、甘さ、酸味に乗っかるように香ばしさをうまく味わいに乗せているという点でファインカットは実に優秀なタバコだ。

点数をつけるなら80点。スタンダードなタバコばかりを吸っているからこそ気づくささやかな甘さをしっかり活かした製法、味わいのバランスの良さ、無暗に香料などをつけずとも人を惹きつけることを証明した高品質なタバコ。

なぜ同じブリティッシュアメリカンタバコなのにラッキーストライク、JPSなどがもてはやされてこのファインカットがもっと取り上げられないのか……せめてポールモール程度の流通はほしい。せめてこのファインカットだけは1店舗でも多くのコンビニに設置されてほしい。

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