ダビドフ クラシック 味の感想・レビュー 品は良いが特徴がとらえずらい

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一見して無個性、しかしなぜかもう一本吸いたくなる魅力をもったタバコ。

ダビドフといえば1本2000円台はくだらない高級葉巻のブランドとして有名で、シガリロ、そして今回紹介する紙巻と多岐にわたる。

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インペリアルタバコ傘下で生産はドイツ。以前紹介したWESTと似た経歴。

外装はチョコレートを思わせる温かみのある茶色だが、ところどころ挿入される銀の文字が気品を漂わせる。フィルムもどこかチョコレートの包装を彷彿とさせる。

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(うち袋も真っ白でまるでひと箱千円ぐらいしそうな高級チョコレートの箱を彷彿とさせる)

長さはほぼロングの約90ミリ。葉はしっかりとつまっており、470円の価格相応の高級感を放っている。

タバコそのものの匂いは焼きたてパンのように香ばしい。

実際に吸ってみた

このタバコ非常に玄人向けのタバコだ。
火をつけて吸い始めはほどよい辛さが入ってきて、口の中でしっかり閉じ込めておかないとそのまま雑な辛さで終わってしまう。
しかし、ちゃんと口の中で味わっていくことでふくよかなタバコ葉本来の甘さがやってきて、上品な甘さがバトンタッチするように入れ替わって一言で「こういう甘さです」と形容できないようなシンプルに見えて奥の深い1本に仕上がっている。

チェーンスモーキングや満腹時に吸えば甘さが際立っていくのも普通のタバコらしい特性。味わっていくと刹那に訪れる紅茶やカカオを連想させる気品のある甘さに巡り合うとよりこのタバコの深みにはまっていく。

喫後感が非常に素晴らしく、一般のタバコにある臭みなどがほぼ感じられない。普通のタバコは吸ったときの味わいが良かったとしても吸い終わってからしばらくするとタールとニコチン、化学物質の臭みで嫌な後味を覚えることが多いのだが、ダンヒルクラシックはその嫌味がまったくない。

向き合えば良質なコーヒーのようにブラックでも無添加でもちょっとした舌の伝わり方で繊細な甘さを多層的に楽しめる。

一方で地味なタバコで、吸い手が集中してクールスモーキングに徹して吸っていかないと魅力がわからぬまま1本あっけなく吸い終わるという難儀な一面も抱える。味のメリハリでいえばWESTの方が勝っている。

味わうというよりは風味を愉しむという付き合い方がこのタバコには合っているのだろう。

名前の通りクラシックなタバコ本来の良さというものを再確認できるタバコではあるが、タバコ屋へわざわざ足を運ぶにはもう少しパンチ、ならではが足りない。

品が良い、高級感があるという宣伝はすべてのたばこメーカーがこぞって使用する殺し文句のようなもので、このタバコを紹介するためにはどうしても避けては通れない表現ながらも、さらにもうひと押し力説できる要素に事欠く。

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