カービィすいこみ大作戦 レビュー 考えて吸って、考えて吐き出すことがはまったときの面白さ

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1992年、ゲームボーイという任天堂が生み出した新しい携帯機によって産声をあげた、現在の任天堂の看板タイトルの一つ「星のカービィ」。

生みの親は当時HAL研究所に勤めていた現スマブラシリーズのディレクターをつとめる桜井政博。

マリオのアンチテーゼとして何度もジャンプできることでアスレチック要素を減らし、2Dであっても敵との距離感をつかむことに苦労する初心者プレイヤーに対してある程度近づけば敵を倒せ、その敵も利用できる吸って吐くというアクションを確立した。

現在ではカービィのアイデンティティはコピー能力とされているが、初代カービィにはコピー能力はなく、吸って吐くというわかりやすく爽快なアクションが世に受けた。

初代カービィのリブートとともいえ、精神的続編ともいえるのが7月にダウンロード専売で発売されたばかりの

カービィのすいこみ大作戦

こちらをレビュー。5つの基本ステージとその5つの裏ステージをすべてクリア。最後にあらわれるおまけステージはプレイはしたがクリアできていない。それでおおよそ5~6時間ほど没頭できた。

初代のBGM、初代のボス。これといったストーリーはなく目の前のステージをクリアするだけのシンプルな作り。

ステージ構成は3DS向けに奥行きに進んで行ったり、高低差があるという違いがある。
またステージクリア後にスコアによってトロフィーが贈呈され、すべてを金トロフィー以上でクリアするとさらに高難易度のステージに挑めるなどの特典もある。
単にクリアするだけでなく「ノーダメージ」「スピードクリア」など条件をみたすことでスコアがアップする。後半になるほど条件を満たさなければ金トロフィーがもらえない仕組みになっているので、ステージによっては多少のダメージを受けても素早くクリアしたり、またはその逆など考える余地がある。

追加された要素としては「かんつう星がただん」という小さな敵を2体以上、あるいは大型の敵を1体以上吸い込むことで吐き出し攻撃に貫通属性と攻撃範囲が広がり、まとめて複数の敵をなぎ倒せる。倒した敵が多いほどスコアに倍率がついてステージクリア時のスコアに違いが生まれる。

このシステムが本作の肝で、何度も同じステージをプレイしながら敵の出現ポイントを覚え、吸い込む量を最小限に抑えて、なるべく貫通でまとめて敵を倒してスコアを一気に獲得していくという行程を繰り返す。ちょっとしたパズル要素もある。

ただ漫然と吸い込んで吐き出すだけではなく、吸い込みどころ、吐き出しどころを二重に考えるため労力も二倍だが、うまくはまったときの快感も二倍。

非常に任天堂らしいシンプルで先に進むほど丁寧に難易度がアップしていく。
といっても根底はカービィイズムを継承していて、クリアするだけならとても簡単。前述のようにスコアをアップするためのトライ&エラーが本作の肝。1ステージあたり5分程度と携帯機に必要な気楽さもしっかり備えている。

たった800円というプライスだが、現代に初代星のカービィが再始動したらどのような作品になるかという証明をしっかり行ったソフト。派手さはないが、吸い込んで吐くというカービィのアクションを突き詰めて楽しませてくれる秀作なので、お金に余裕のない人はコンビニで買ってプレイしてみると楽しめるだろう。

カービィの作品は新作や昔の作品も含めて3DSで手軽にダウンロードできて、様々な価格帯で並んでいるので、ゼルダ同様3DSで一層ブランド力が強化、認知されたようだ。

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