ショートピース(10) 愛煙家から愛されるタバコ葉の風味の奥深さにショッピかれました……

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生という言葉は背徳的なイメージもあるが、僕らが動物である以上避けては通れない快感だ。加工を加えず本来の味わいを楽しむ。それは料理であってもタバコであっても価値観は変わらない。

ピースも早いもので三種類目。この節目に紹介するのは知る人ぞ知るショートピース。ピース(10)を紹介。ちなみにこの10はタール値ではなく本数。

タール値は驚くことなかれ、驚異の28。他の紙タバコがかすむほどの濃度。ニコチンも2.3とこれまたヘヴィ。本製品は両切りたばこと呼ばれフィルターがついていない。フィルターがカットされている分だけタバコが短くなっているので愛好家からショートピース、ショッピの愛称で親しまれている。

種類には50本いりの缶と10本入りの箱があり、今回は携帯性に優れた10本入りを購入。ホープのようにマッチ箱のようなスライド形式で10本で230円。

まず開封すると葉がぎっしりと紙につめられているためか鼻孔を貫くバニラの香料がなんともいえない余韻をもたらす。風味の強さは間違いなくロングピースよりしっかりと感じられる。

見た目もシンプルでかすかにみえるPeaceの金文字がエレガントな雰囲気を醸し出す。

肝心の喫感だが……

もうこれ以外何もいらない。

飯も邪魔、コーヒーももってのほか、もちろん仕事も交友関係もすべてリセットしてこのタバコに向き合いたくなる。

まず先から放たれる煙の香りが非常に濃厚。あのタバコらしい臭いはするものの、ただ一方向に臭い、芳ばしいだけでなく、ほのかな甘み、ほのかな苦み、ほのかな酸味。添加物を無暗にいれていないにも関わらずタバコ葉本来の味わいがこれほど多彩であるかとただただ驚くばかりなのだ。
いままで紙に火をつけることで発生するタバコ葉の味わいはメンソールの邪魔をし、何かの香料をプラスしてやらないとコクが出ないと蔑みもしていた時期があったが、ショートピースを吸うことでその認識が180度変わった。

もちろん吸い込んだ煙も同じ。クールスモーキングによる甘味はもちろん雑に吸ったときの辛みさえ濃厚なタバコの風味をしっかりまとった煙に保護されて「あぁこれも悪くないな」と思えるようになる。
この辛みの中でさえ風味が豊かになってしまうタバコ本来の味わい深さはロングピースでは体感できるものではなかった。反面、その濃度は直接吸い手に襲い来るためロングピースのようにまったり平均的に風味のある煙をいつものように吸えるわけではない。逆に葉が一本一本しっかり詰まっているため、味がすかすかで苦みだけの俗にいう外れに巡り合う可能性は極めて低い点は重要なメリット。タバコが残り少なくなっても雑味がほぼ現れないのは優秀の二文字しか浮かばない。

当然、ショートピースの方がタールが高いため脳がぐらぐらと揺れるヤニクラが起こりやすい。肺喫煙をする知人が試しに吸ったら3~4回でもう十分で、やはり肺への負担は相当なものらしい。
・・・・・・・と聞くと敬遠したくなるかもしれないが、ふかし中心で肺にいれなければほかの14タールほどのタバコと変わらないぐらいに持ち込める。私は高タールのピースはじっくりと味わいたいので休憩中に吸いたいとは思わないが。

もちろんライターでほのかにつけて、ゆっくりと吸い込んだ時の味わいはピースならではのまったりと癖のない芳醇な甘味を最大限に堪能できる。 

ロングピースはフィルターがある分、マイルドで酸味があって、ショートピースは葉本来の甘味がダイレクトに堪能できるというのがよく見られる評価。

個人的にこの二つの決定的な違いは読後感ならぬ喫後感にある。

ロングピースは吸っている間は濃厚で芳醇な甘味をともなった煙を存分に堪能できる。決してショートピースより劣っていると感じたわけではないが、吸い終わりの口内に残る風味や余韻はやや弱い。
対してショートピースはタバコの風味が15~20分口に優しく残り続ける。残り続ける風味はしっかりクールスモーキングをこころがければ優しくゆっくりとコクのあるタバコの味わいが残り、逆に粗末にすうと辛みと臭みが残る。前者の体験をしてしまうとおそらくロングピースには戻れないかもしれない。

もしあなたが電車通勤なら、職場の喫煙所などでじっくり、ゆっくり味わって電車に乗り込んでもまだこのショートピースを吸い続けているような濃厚な風味が残る。

確かにタバコの味が口に残り続けることを嫌悪する人もいるだろう。私もその一人であるが、ただのタバコのヤニや煙臭さで片づけられない風味というのが残る。これを文章で表現するのははっきり言って無理だ(笑)

もちろん癖が
強いタバコなのでデメリットもある。

まずパッケージが小さく、表面がつるつるしているので箱ごと紛失しやすい。シガレットケースに入れるというのもあり。

次にこのショートピースの味わいが濃厚すぎてほかのタール10以上の一般的にはキツめのタバコでさえも味わいが一辺倒で物足りなくなってしまうショートピース中毒を起こしやすい。
加えて、タバコ屋ではメジャーな商品なので陳列されているが、コンビニではライトやフィルターは売っていてもアメスピペリックぐらい売っているところが絞られる。

それもあって……はい20本でおさえてレビューするつもりが追加で10本買ってしまいました……

タバコというのは残酷なもので、税金がきつくかけられている影響かグミやアイスのように値段にボリュームがない。ショートピース1本の値段もほかのタバコ1本の値段も変わらない。それがただただ残酷なのだ……

あと煙の量が多いので、むせやすい、せき込みやすい。さらに高タールでじっくり味わうことが必須なのでこれもまた時間や場所、タイミングを考えすぎて吸う環境が限定されまくる。

そして、煙が熱く、味も濃いのでチェーンスモーキングした途端に味わいが薄れたように感じる。至福の1本を求めるためにどう仕事を頑張るか?どこで吸うかを常に考えることがストレスに感じる人には正直向かないし、ショートピース好きであってもそこは悩ましく思える。

はい、というわけで次の候補めちゃくちゃ悩んでいます・・・・・・・まぁこれが投稿されている時期ぐらいにはもう別の吸って「これはたまらん」とか書いてそうなものですが(笑)

ちなみにヤニとりフィルターやパイプを使うと味わいが変わったり、吸いやすくなるという意見や50本いりの缶ピースの方が乾燥を防げて同じ仕様だけど味がおいしく感じるなどの意見があるため、いずれ試してみてブログに反映していけたらとおもう。

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(たまには1000円ぐらい贅沢させてよ~)

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