薬局でも購入できる ソニッケアパワーアップは貧相な劣化製品なのか? 4か月ほど使用しての感想

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電動歯ブラシ、文字通り電動でブラシが振動し、歯にあてがうことで手磨きよりも何倍もの歯垢除去を発揮する。
資本主義国家らしく、様々な値段、機能の電動歯ブラシが乱立しているが、やはり大手メーカーの安心・安全な電動歯ブラシを手堅く使いたいところ。でも、価格が……

そんな中、大手フィリップスのブランドであるソニッケアーから発進し、値段は3000~4000円という電動歯ブラシスタートには手ごろな価格で薬局でも販売されているパワーアップを紹介しよう。

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(価格は安いが、しっかり2年間の保証がついているあたりさすが大手)

ちなみに筆者は電動歯ブラシ人生で初使用だ。

メーカーによる商品説明

いきなりネガティブな情報だが、価格が抑えられている関係上、家電量販店で売られている1万円~2万後半のソニッケアーに比べて毎分の音波振動数が半減となっている。(3万→1万5000)
つまり、電動歯ブラシにとって命の歯垢除去力が減少しているということになる。倍磨けば解消されるかもしれないが、ブラシの寿命も縮まるし、歯茎に電動歯ブラシをさらすのもあまりよろしくないだろう。

正直、購入して本製品をネットで調べて後悔してしまったのだ……

買ってしまったものは仕方ない、とりあえず使ってみよう。

最もスタンダードなタイプだけあって、見た目は本当にシンプル。始動のボタンしかなく、充電もコンセントにさした充電器に差し込むだけ。

ブラシの内側へくぼんでいる独特な形状の歯ブラシを用いて、中央のボタンを押してみる。
ウィーーンという軽快な音を鳴らして、目に見えてブラシが振動している。
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最初は歯茎にガツンガツンとあたって、奥歯をうまく磨くことができず、歯ブラシのプラスティック面が奥歯に接触する。

だが、これまでの人生、手磨きで貫いてきた筆者には衝撃だった。歯と歯の隙間に当て続けることで晩に食べた鶏肉や野菜などの挟まり続けた小さな食べかすが取れていき、口の中がすっきりとする。

歯間ブラシのように目に見えて歯垢がごっそりとれるわけではないが、歯の表面にまとわりつき、これから固まっていく歯垢をはぎ取り、水をためたコップに電動歯ブラシを少しでもつけるとすぐにコップの中の水が濁っていく。

歯の表面はどこもツルツルといえるほど見違えるものは感じられなかったが、これまで念入りに長時間かけて歯磨きしなければ取り除けなかった朝の目覚めに口内にはる唾液の粘膜とはおさらば。にんにくもよく食すが購入を翌日以降も引っ張り続けることは少なくなったのではないかと思う。
磨いた瞬間ではなく、磨いた後に効果を実感できる。

電動歯ブラシを使うメリットとして、慣れたら手磨きよりもはるかに奥歯が磨きやすくなる。手磨きではどうしても鏡でみえる範囲の歯しか完璧に磨けないが、電動歯ブラシではそのわずらわしさがない。奥歯の歯垢を取り除くことが虫歯の何よりの予防になる。
また電動髭剃り同様、鏡を見ないで適当に手を動かすだけでもちゃんと掃除ができる。電動製品の多大なメリットだ。時間がなくて洗面所の鏡に張り付けないときはありがたい。

次に衛生面でも優れている。磨き終わった歯ブラシは通常、水道水でゆすぐだけ、指をつかって念入りにブラシについた歯垢を取り除いている人はあまり多くないと思われる。電動ブラシはコップに水を入れてそのなかで電源を押すことで歯にたまった歯垢が洗い流され、普通の歯ブラシよりも清潔に長く扱える

電動歯ブラシのデメリットは、歯ブラシの交換によるランニングコストがまず挙げられる。ただ、乱暴な扱いをしない限りはブラシ先端が少し広がる程度で長く扱える。

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(交換用は二つで約2000円、このあたりはやむなしか……)

一つ、改善してほしいなと感じたのはシンプルな見た目であることはいいが、充電がどれだけたまっているかというインジケーターがついていればよかった。どれだけ充電されているかわからないからコンセントはつないだままというのも不便だ。上位モデルならそういう機能はあるかもしれないがこのパワーアップも3000円以上する商品なので電池残量がわかればなおの事良かった。

極めつけに2年ぶりに歯の痛みで歯科医にいって、ついでに歯石を除去した話をしよう。
歯石除去は虫歯同様、あの細いドリルをつかって歯茎の間にある歯石ポケットからかきだすのだが、歯周病などの影響で歯茎が弱ってしまうと少しドリルが接触するだけで出血が起こる。

歯を磨けば大量の血が出ることが当たり前だったが、歯間ブラシと電動歯ブラシを併用することで乱雑に歯みがきをしない限りは歯茎からの出血は起こらなくなり、2年ぶりであるにも関わらず歯石除去はものの2分程度で終わって、口をすすぐと透明な水が流れていった。歯茎がしっかりとしまっている何よりもの証拠だ

確かにこれを使用して、より上位モデルの振動数が多い商品にも興味がわいたが、歯垢の除去、歯茎の健康という最低限のデンタルケアを考えるだけならこのパワーアップでも十分に通用する。

一人でも多くの人が電動歯ブラシデビューしてその効果を実感できる入り口にこの商品はなっているだろう。

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