ポストペイの利便性だけじゃなく 割引方式もいろいろあって面白いPiTaPaデビューの感想

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スルっとKANSAI主導のポストペイによる新しい運賃精算の形。それを体現したICカードがPITAPA(変換が面倒なので一律大文字で)だ。

wikiによると2006年から本格始動されたサービスで、息は長いがまだICカードといえばスルッと関西のほうが知名度がある雰囲気。

今回は約2カ月の使用感覚をレビュー。オートチャージやショッピング機能はまったく利用していない。

筆者が頼んだのはPITAPAベーシック。ポイントなどの恩恵はついていないがクレジット機能は最低限という代物。

ポストペイという性質上、クレジットカード同様の扱いとして年齢をはじめ、収入や詳細な個人情報の審査がはいり、手元に届くまで最短でも2週間かかる

ネットで定められた情報を入力した後は、しばらくして免許証などのコピーを封筒にいれて返送、その際に同時に振り込み口座の番号なども記載してようやく手にはいる。
後にネットショッピングのためのクレジットカードを手に入れたが、審査や求められる書類、内容はほぼ変わらないと思う。三井住友がサービスの運用もしているので。

ポストペイは自ら利用している銀行口座を伝えて、支払い日時を迎えたら自動で振り込みされるという方式。
ライバルであるICOCAと異なり、PITAPA対応の公共、民間の交通機関を利用するなら普通にICカードを通すだけで乗り降りが可能となり、いちいちチャージする手間がかからない

今まで、回数券ばかり使っていた。一万円を崩すにはとても重宝したのだが、毎日通勤に使用するとなると3000円でも速攻で枯渇し、カードを精算してひと駅乗り遅れるというもったいないことを何度も繰り返していた。PITAPAをもってからはその煩雑なプロセスをカットできた

また一万円札は、持っていると崩すのが面倒であまり使わないが、ひとたび数枚の使いやすい千円札に変わるとあれよあれよと使ってしまう。
一万円と一万円として持っているだけで、節約になる。

あと電車だけのイメージも強いが、市バスや市が運営する駐輪場の生産にも使えるなど活躍の場は年々広がっているようだ。

ショッピングに対しても、ベーシックだから交通機関しか使えないと思ったが、交通は限度額15万、ショッピングは5万と記載されていたため、使用できるようだ。最近では電子マネーとしてIDのように取り扱うコンビニも増えているため汎用性は見込める。まぁ現時点では使う気はないが。

さて、もうひとつ気になる点……それは運賃がどうなるかだ。
もちろんポストペイという毎日使用するからこその利便性も魅力的だが、それだけではない。

私は以前、回数券を利用し続け得した気になっていた。

主に利用するのは京都市営地下鉄と阪急電鉄。

京都市営地下鉄はトラフィカ京カードという3000円なら300円と10%お得な定期カードが存在する。スルっと関西と異なり3000円までしか購入できず阪急電鉄との一元化もできないがこの10%がじわじわと効いてくる。
また阪急電鉄も回数カードをまとめて購入することにより1~2回余分に乗ることができる。

さて、PITAPAはどうだろうか……

実はPITAPAはとても特殊な料金形態をとっている。それは利用する会社によって割引制度がことなること。

京都市営地下鉄の場合はネットから登録する必要もなく、一カ月の間に3000~3300までなら3000円に、3300円以上なら9,09%の値引きを自動で行ってくれる。ほぼトラフィカ京のお得分と変わらない。
7月利用分は約7700円で約700円分カットされたのでほぼ10%のカットを享受している。
いちいち買いに行く手間、料金が底をつきたらまた買い足す金銭面のアクシデントがないと考えるとこちらのほうが優れていると思う

減額は多少不満があるかもしれないが、何の申請もなく一定回数使い続けるだけで減額が適用されるためずぼらな人には有難い。

一方、阪急電鉄は結構ややこしい。

PITAPAを入手後、会員画面から「登録型割引サービス」の登録でいわれるままに自分の利用する路線と会社を入力していく。
阪急電鉄のいつも利用している区間を入力することで、入力時の月から無期限で登録完了!!

阪急電鉄は二つの割引サービスが存在し、使用した回数に応じてどちらかの割引サービスが適用される

一つは京都市営地下鉄に近い利用回数割引サービス。近いというのは金額ではなく利用回数に応じて割引額が決まるというもの。

もうひとつは区間指定割引運賃。これが前述のネットで登録するタイプの割引システム

これは下記の公式サイトから読みこんでほしい。
いくら利用回数割引があったとしても何十回も利用したら費用は当然膨れる。それは回数券などの宿命だが、このシステムは一カ月の定期運賃の価格と利用回数割引適用後の価格を比較し、安い方を自動で請求してくれるというもの

例えば私は150円区間を行き帰り、一カ月に20日計40回ほど利用する。

150×2×20=6000円

40回以上利用しているので15%の利用回数割引が適用されると5100円になる。

だが私の区間の一カ月の定期代は5020円のため、こちらが適用される。
もちろん20日以上利用すればそれがそのまま得になる。
定期の更新って結構面倒なものだからそれを自動で行ってくれるのは本当にありがたい。

乗った分だけ割引されるシステムと多く乗って定額になるシステムが両方適用されるという時点でとても優れたシステムだと思う。これを知っていたらもっと早く利用していたなぁ~

ここで私の一カ月(20日と仮定)の運賃を、素で払った場合と比較してみた。

京都市営地下鉄
220×2×20=8800円
阪急電鉄
6000円

8800+6000=14800円也

PITAPA
京都市営地下鉄
8800×0.0909=799
8800-799=8001
阪急電鉄
5020

8001+5020=13021円也

1779円分の得!!優雅なランチが食べられるぜ!!

おぉぉぉぉこれは
すげぇ。手間が省けてこれだけお得になっているとは。特に阪急電鉄の区間指定割引の恩恵が大きい。これは3000円で2回得になる回数券でも全く叶わない。京都市営地下鉄も一回の運賃が200円を超えるから高めの回数券を購入してもメリメリ減る。その手間が解消されるならこれでいいかな。(こちらも区間指定割引があったらいいんだが)

これをしっかり利用したら、会社から支給される交通費よりもお得にのれて差額は……

いやいや世の中そううまくいかんもんですたい。自分の場合は京都市営地下鉄の終電に乗り遅れてタクシーで帰るということもありますので……

たぶん知っている人はあたりまえの話ばかりだったと思う。それにPITAPAはまだ関西圏を中心としたサービスでそれ以外の地域の人にはなじみがないだろう。関西圏であっても普段から通勤で電車をバリバリ使いますという人以外あまり知られていないICカードだと思う。使ってみるとコンビニでも駅改札でもデカデカとPITAPAマークがICOCAよりも大きく貼られて目立つけど、気になる人にしか気にならないよなぁ……。

もし今、他のICカードや回数券を使っている人は考えてみたらいかがだろうか当然ながらPITAPAもデメリットがあり、紛失の際はコールセンターへ報告するまでの損失は補償されないとwikiで記載されている。これも実際紛失してみないと分からないが、それは絶対したくないので鞄のチェーンに入念に括りつけている。ICカードはクレジットよりも出し入れする機会が多いため用心用心(そういいながらここ2年で2回も阪急で財布や社員証を落としてお世話になっています。紛失センターも警察も梅田まで取りにいかねば……)

あと一年に一度でも使わないと維持費1000(税込)円が請求されるため、正月の初もうでとかちょっと大型ターミナルに買い物の時に使う程度の心がけを忘れずに。

関連サイト
京都市交通局 PiTaPaカードを利用した場合の利用額割引サービス
阪急電鉄 PiTaPa運賃割引サービスのご案内

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