カップヌードルパスタスタイル ボンゴレ&ボロネーゼにみたカップ麺に対する麺の拘り

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6月29日に日清から発売された新しいカップヌードルのカタチ。それがパスタスタイルの「ボロネーゼ」「ボンゴレ」である。

ボロネーゼ 中身

以前、ガーニャカウダについて絶賛した記事を書いたため、立て続けに新商品を発表する日清の攻めの姿勢を楽しみにして食してみたが、なるほどこういう商品あるのかというのが正直な感想。

この商品の武器は麺だ。ガーニャカウダでも触れたがマルちゃん正麺から即席めんの麺戦争が勃発した。スープは再現できても麺のコシがウィークポイントだった即席めん界に「そんなの甘えや」と言い放ち、一気に即席めんの麺のコシ、啜り心地がレベルアップされた。

今回のパスタスタイルはカップヌードルでももちもちでコシのある麺を再現できるという日清の自信の表れにも取れた。具材があまり強調されていないのがその証拠ともとれる。

食べてみるとチュルチュルと軽快に麺が唇を通して踊り、もちもちとした食感が楽しめる。ボロネーゼのひき肉もちゃんと肉と感じられる味付けがされており好印象。ただしボリュームは成人男性なら腹4分目程度ではないだろうか。

しかし、これを即席パスタとして評価するなら手放しでは評価できない。

なぜならここ近年の冷凍パスタの目覚ましいクオリティアップ。たとえばカルボナーラはチーズとミルクの風味が色濃くでた濃厚ソース、ミートスパゲッティのシーフード具材にしても歯ごたえのあるイカ、ぷりっぷりのエビ。普通に喫茶店でパスタを頼んで800円ぐらい支払った満足がわずか半額程度、しかもレンジでチンするだけで実現してしまう。そういう満足度には程遠い。

ソースはすべて粉末でしっかり麺にからめないと味にバラツキがでるし、スープがないのなら麺のボリュームをもっと増やさなければ約200円、熱湯5分に見合った満腹感は得られない。 
おやつとしてならいいパフォーマンスを発揮できそうだが、結局160円のカップラーメンを選択するだろう。

味にしても本気でパスタスタイルというジャンルを開拓するなら
「ミートソース」
「ペペロンチーノ」
の日本人になじみ深い名称で勝負すべきだったと思う。味は知られていても、パスタスタイルという名称で珍しくとってもらえると思う。

ボロネーゼ 中身2
(かき混ぜてすぐの映像。あまり見た目は良くなく、具も隠れているが麺はこれまでのカップラーメンよりも太めで食感を消費者に訴えかけてくるよう)

カップ麺でスープではなく麺に徹底的に拘った商品と見ればチャレンジ精神として受け取れる。麺のコシは冷凍パスタと比較して秀でている。
一方で、パスタスタイル単体の商品としては値段、手軽さ、味のクオリティにいささか不満が残る。
しかし、仮にこのパスタスタイルの麺のクオリティを維持しつつ、カップラーメンの豊富なスープと絡めることができれば。日清は新しいカップヌードルのステージを私達消費者に提供することになるだろう。

消費増税や物価高が騒がれる近年、カップラーメンは庶民の味方として100円台をキープし続けるのか、贅沢な間食にシフトするか、この商品にもしかすればかかっているのかもしれない。

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