今プレイしても斬新なゲームアーカイブス ザンファイン

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SFCの「アクトレイザー」が一番、記憶に古いか…
アクションゲーム、シュミレーションゲーム…二つの異なるゲームジャンルの混合により、ボリュームは、もちろん新しいゲームとしての楽しみ方、魅せ方が始まった。

アクトレイザー アクトレイザー
(1990/12/16)
SUPER FAMICOM

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もっとも、一般に普及している混合ゲームはパワプロシリーズではないだろうか?
とっつきやすい野球ゲームと、甲子園、大学野球、プロ野球の一選手として追体験し、恋愛やバイトなどもこなすアドベンチャーゲームの「サクセスゲーム」の混合は、多くのゲームちびっこを熱狂させた。

パワプロクンポケット14 パワプロクンポケット14
(2011/12/01)
Nintendo DS

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(アドベンチャー要素が濃いため、いつでも気軽にプレイできる携帯機との相性も高い)

今回、紹介するザンファインも、シューティング要素とシュミレーション要素を混合させて、全く新しいゲーム性を提供してくれた。

ザンファイン SuperLite1500シリーズ ザンファイン SuperLite1500シリーズ
()
PlayStation

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ゲームデザインの勝利

ザンファインの魅力は、下記の動画で存分に語られている。

動画投稿者の言葉通り、本作を一言で形容するならば、「ゲームデザインの勝利」がしっくりくる。

ゲームの根幹は、シューティングだが、そのシューティングゲームに制限時間やフロア制圧の順序などのすごろくゲームのような戦略を少し混ぜることによって、今までと違う操作性、戦略性が生まれている。

従来のシューティングゲームのように、被弾すれば一機落ちる…というゲーム性から脱却し、一つのステージに六角形のいくつものフロアが設置され、フロア内の敵を制限時間内に掃討することが目的となる。

フロア内の戦闘は、おはじきのような感覚で縦や横にスクロールせず、六角形のフロアを自由に動きつつ、敵を殲滅する。敵機に激突しても被弾扱いにならないが、バウンドして、操作が難しくなる。

制限時間は、フロア別にしかれた中ボスを撃破、またはボスを全て撃破することによって登場するステージのボスを倒すことで加算される。
また、ボスフロアの周りを囲むフロアを攻略していくと、時機の性能が飛躍的に向上し、ボスを倒しやすくなる。

これがこのゲームの核となっており、ボスフロアの周りのフロアを制圧して、準備万端でボスに挑むか、制限時間を確保するために攻撃力は落ちても、ボスに突撃するか。
フロア選択時間も存在するため、すぐに考えてフロア選択をしなければならない。

さらに、時機の攻撃タイプも基本レーザー3種類、時間経過で使用可能な強力サブウエポンが3種類と計9通りの機体が設定できる。レーザータイプによっては、小回りが利く、扱いやすいものから、ピーキーな動きをするものまで。
サブウエポンによっては、倒しにくいボスが簡単に撃墜できるものなど様々。
初心者の愚痴になるが、リアルタイムでサブウエポンを変えられたら(戦略性は落ちるが)もっと気持ちのよいプレイができたと思う。

コンシューマーを意識しているため、コンテニューは実質、無限だが、ノーコンテニューでクリアしようと思えば、ペース配分を常に頭に入れ、被弾を最小限に食い止める必要がある。この辺りは、従来のシューティングゲームと同様の考え方だろうか。

1フロアあたりの戦闘はおよそ3秒~5秒ほどでとてもテンポがいい。
BGMや爆発エフェクト時のスローモーション演出など、これまでのシューティングゲームの長所をしっかり踏襲しているため、初心者がプレイしても一様に気持ち良いプレイを継続できる。

本作は、「SuperLite1500シリーズ 」という廉価版の企画で出された商品である。
元々は、アーケードゲームとして投入される予定だったが、従来のシューティングゲームと異なるゲーム性のため、中断された。
1500円であっても、一本のアーケードソフトとして開発されたため、安価ゲームではよくある、BGM、SE、メニュー背景の貧相さは、全くない。
それどころか、アーケードゲームを意識しているため、BGMはメリハリが聴いていて、素晴らしい。問題は、ゲーム性故、敵と戦いながらBGMを堪能できない点か(サウンドテストはオプションに設定されている)

ちなみに、その他の1500や2500円で発売された安価ゲームは、ゲームアーカイブス化によって300円。これは、通常のソフト600円をプレイステーションストア1000円チケットで買えば、400円余る際に活用できる。
だが、ザンファインは、600円。この事実だけでも、本作がただの安価ソフトではないことがお分かりいただけるだろう。

PSが発売された1990年代後半には、すでにゲームのジャンルの多くが確立され、各ジャンルに特化したリーディング会社なるものが登場した。
そのため、新規参入をはかるメーカーは、ジャンルの統合やシステムの統合によって、常に新しいゲーム性を模索し続けてきたことが、今日までのゲーム業界の発展に大きく貢献している。

ザンファインも有名とは、言えないが、スクロールやステージ攻略が前提のシューティングゲームにすごろくの要素を加味したことによって、全く新しいシステム、ゲーム性が生まれている。
シューティングゲームは、現在、格闘ゲーム同様、上級者御用達・短時間で飽きやすいというレッテルが貼られているが、アーカイブスは600円、さらにPSPにも落とせる。
ザンファインは30分程度の時間をつぶすには、持ってこいでかつ手軽にシューティングゲームの爽快感を楽しめるのでゲームアーカイブスで落とすには、優良な作品である。

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